有峰なぜ?なに?博物館 |
有峰を代表する3本の巨木に表のとおり命名することが、有峰森林文化村会議で2004年4月に正式決定しました。
名前 | 樹種 | 所在地 | 胸高直径 | 備考 |
薬師花子 | ミズナラ | 折立薬師岳登山口左手 | 175cm | 富山県内第2位 |
薬師太郎 | ミズナラ | 折立薬師岳登山口正面 | 170cm | 富山県内第3位 |
有峰大助 | ミズナラ | 有峰ハウス玄関左手 | 148cm | 富山県内第5位 |
これら3本の木とは別に、有峰ハウス別館の裏に、永遠の木という不思議な木があります。2005年7月20日命名。
(参考) 県内のミズナラの巨木順位
県内順位 | 所在地 | 名前 | 胸高直径 |
1 | 利賀村加茂社 | − | 261cm |
2 | 折立薬師岳登山口左手 | 薬師花子 | 175cm |
3 | 折立薬師岳登山口正面 | 薬師太郎 | 170cm |
4 | 朝日町石抱 | − | 153cm |
5 | 有峰ハウス玄関左手 | 有峰大助 | 148cm |
命名の由来
(1) 折立登山口の正面にあるミズナラは、太郎兵衛平を経て薬師岳に登山
する者の気持ちを、自ずと、さあこれから登るのだと整えてくれる。また、
降りて来た者は、このミズナラを見ると、無事だったことを感謝する気持
ちになる。このことから、このミズナラに薬師太郎と名づける。
(2)
折立登山口の左手にあるミズナラは、薬師太郎よりも大きい。こ
のミズナラには、太郎に関連した名前として、薬師花子と名づける。
(3)
「有峰の大助小助」という民話がある。この民話のほとんどは、
怪力だったけれども、乱暴が災いして非業の死を遂げる小助の話である。
大助のほうは、ほとんど記述がなく、力もちでなさけが深かったとされて
いるだけである。今後、大助の話を作り上げていく面白みもあることから、
有峰ハウス玄関左手にあるミズナラを、有峰大助と名づける。