有峰は森林の文化の源
有峰を訪れる人の思いは多様です。優雅な薬師岳や静かな有峰湖を前に瞑想する人、絵を描く人、歴史に思いを馳せる人、遊歩道を散策する人、樹や虫を観察する人、歌を詠う人など・・・有峰の懐は実に大きく、また深く、人それぞれを森の中に融け込ませてくれます。
森林文化とは、森林と人間とがひとつに融け合ってつくりあげた文化です。
有峰の地で育まれる森林文化活動の種類は、無限に広がりますが、有峰を愛するひと=村民 だれもが有峰において、それぞれの活動や滞在することによって「命の息吹」や「共生と循環」を感じ、そして「自然への畏敬」といった意識を持つこと。それこそが、基本理念「水と緑といのちの森を永遠に」に繋がっていくものと考えます。有峰森林文化村はそのきっかけもご案内します。
たとえばこんなこと
五感で・・・
- 雨に濡れた森に静かに佇む
- 耳をすまして野鳥の声を聴く
- 冷たい水に足を浸しながらゆったりとした時間を過ごす
想い・・・
- 人間と森との繋がりを考える
- 山菜やキノコなどを採取し森の恵みに感謝する
- かつての有峰びとを偲び、その痕跡を巡る
実践・・・
- 誰かが捨てていった空き缶を拾ってみる
- 外来種が持ち込まれないよう配慮する
- 有峰の生態系を調査しその変遷を見守る