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有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2020年6月26日 第444号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/吉江 良
(発行日現在の有峰村民人口:1,189人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「ネイチャーフォトに挑戦」募集案内
◆R2年度の有峰地区クマ対策について         有峰森林文化村
編集局からのお知らせ                 
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◆「ネイチャーフォトに挑戦」募集案内
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 昨年度まで「有峰を写そう」というタイトルで、主に自然景観を撮影する
行事を開催しておりましたが、今年度からは、内容をパワーアップし、有峰
で昆虫や植物の撮影方法を学ぶ「ネイチャーフォトに挑戦」にリメイクして
開催しますので募集案内を掲載いたします。

1 目的  昆虫や植物の写真撮影技術を教わり、有峰の自然の素晴らしさを体感しながら、
自然環境維持する大切さの理解を深める。    

2 主催  公益社団法人 富山県農林水産公社

3 講師  富山県写真協会 会長 野崎 博 氏

4 開催日程  令和2年7月26日(日)
    
8:30  富山駅北口出発 
    9:20  立山あるぺん村出発

    10:00  有峰に到着  はじまりの会
    10:10  昆虫や植物の写真撮影  
適宜 昼食(弁当持参)
   14:30   有峰ビジターセンターでプリントアウト、講評等
   15:30  ふりかえりの会
   15:50   有峰発
   16:30  立山あるぺん村到着
   17:20   富山駅北口

5 募集内容
    対象者:一般
    定員  :13名(コロナ対策として3密を避けるため募集人員を絞っています。)
    参加費: バス代: 大人(中学生以上) 2,000円、小学生1,000円 
    交通手段:当方が契約するバスに次のいずれかの場所からご乗車ください。
    富山駅北口8:30発、立山あるぺん村駐車場9:20

6 募集期間  6月26日(金)~7月17日(金)

7 申込方法:ハガキ、FAXEメール(info@arimine.net)で申込み下さい。
  (申込内容) ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがな)、④性別、⑤年齢、⑥電話番号、
          ⑦乗車場所(富山駅北口 または あるぺん村)

8 宛先及び問合先
  〒930-1458 富山市有峰26-15 有峰ビジターセンター 担当 霜鳥
  電話FAX兼用 076-481-1758  E-メール:infoarimine.net

9 その他  
 ・林道が通行止の場合や、悪天候の場合は行事を中止します。
 ・あるぺん村での駐車については、あるぺん村側には停めないで、道路を挟んだ向側の
 敷砂利駐車場をご使用下さい。

 ・携行品:カメラ、筆記用具、弁当、水筒、保険証、カッパ、靴(長靴、登山靴、スニーカー等)、
 長袖・長ズボン・帽子(ハチ被害を防ぐため黒は避ける)、雨具など
.

【新型コロナウイルス感染症拡大防止にあたって、以下にご留意願います。】
・行事が中止・変更(募集人数や参加方法の変更などを含む)となる場合があります。
・発熱・風邪症状のある方、直近2週間で海外渡航歴のある方や、高齢・基礎疾患をお持ちの方の参加自粛をお願いします。
・咳エチケット、手洗い、アルコール消毒、相互接触回避にご協力をお願いいたします。
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◆R2年度の有峰地区クマ対策について         有峰森林文化村
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 有峰地区では、昨年の夏ごろから、多くのクマが出没し、村の住民総出で
諸対策に取り組みました。その結果、人身被害が発生することはありません
でした。
 今年度も、春先からすでにクマの姿を幾度となく見かけており、以前に比
し、クマの個体数そのものが増加していることが考えられます。
(管理事務所近辺に出没したクマの状況写真)


 特に折立地区では、都市部の方々など、不特定多数の入込による食料残渣
の放置等が主因となり、クマの人慣れした行動が見受けられたことから、特
に重点的に巡回等の対応を行ってきました。
 このような状況をふまえ、今年度は6月よりクマ対策に取り組むこととし
たので、その内容をご紹介したいと思います。

2.文化村で取組むクマ対策の内容
(1)熊対策緊急会議の開催
 まずは、住民全員での取組合意形成を図るため、昨年同様に6/18に熊対策
緊急会議を開催しました。
 この会議の結果に基づき、以下の内容に取り組むこととしました。

(2)来訪者への普及活動
 ①普及パンフレットの配布活動
   有峰地区の各窓口(ビジターセンター、記念館、ハウス、林道連絡所)
  で、来訪者に対し、パンフレットを用い、下記内容の注意喚起を実施。
  ア.遭遇防止 イ.遭遇した場合の対処法 ウ.誘因防止(食料残渣の
   放置禁止)
 
 ②注意喚起看板の設置
   観光客が立ち寄る主要な箇所(窓口、駐車場、トイレなど)20カ所に
  設置。
 
 ③出没状況マップ等の掲示等
   クマの出没状況をマップに落とし、ビジターセンターで掲示する。
   また今後、クマの残した痕跡等を展示し、食品残渣を残さないことな
  どの重要性の普及に努めることとする。

(3)職員による折立キャンプ場周辺の巡回活動・清掃
  不特定多数の方々が訪れる折立地区を巡回(火木土実施、繁忙期は毎日
 実施、2人1組)し以下の内容を実施する。
 ①キャンプをされている方へ上記PRパンフを配布し普及活動を実施する。
  ※特に有峰は、もともとクマの生息区域であり、人間がクマにとって特
  別な環境を作らないことの大切さを、よく理解してもらう。
 ②キャンプ場周辺に捨てられている生ゴミ等の回収作業を行う。
 ③なお、現在検討中の内容ですが、以下の対策により、人身被害の発生予防
  に努める。
  ・クマのテントエリアへの進入を防ぐため、キャンプ場管理者が、テント
   エリアを農業用電気柵で囲う。

(4)村内施設での自主対応
 ①生ゴミ・空き缶等の放置禁止を徹底する。
 ②宿舎等への侵入防止対策を徹底する(戸締まり、1F窓の雪囲設置)。
 ③万が一の撃退対策について準備する(クマスプレー、爆竹・バット)。
 ④宿舎に近づいた場合は適切な威嚇行為を行う。

3.取組方向・考え方
 有峰ではクマによく出会いますが、クマから人間に近づくことはほぼあ
りません。里山で怖々降りてくるクマと違い、ここは僕たちの住処ですと
いった自信があるからか、今日までに人を襲う事故が発生した事例は残さ
れておらず、無意識のうちに人間とクマの棲み分けがされているように感
じます。

 一方、折立地区は登山を目的に都市部の方々が一度に大勢訪れる有峰で
も特別な箇所です。やはり中には、食べ残しを捨てて行かれたり、テント
の中に食料を残したまま留守にしたりというケースが増えてきます。クマ
の餌はドングリ類ですが、栄養豊富な人間の食べ残しが簡単に手に入ると
分かれば、学習し繰返しの出没となるのは避けられません。
 
 このような状況から、まず大切なのは、訪れる方々に「ここはクマの生
息区域であり、クマと人間の住み分けをきちんと行う必要があり、むやみ
に近づいたり、食べ残しを捨てたり・餌付けしたりすることのないよう」
まず十分普及することが必要と考えています。

 「クマ対策に正解」はありません。それは、場所により「クマの意識
も、「人間の生活スタイル」も変わるからと考えます。
 ある観光地では、クマが頻繁に出没した場合、人間の入場を制限する措
置を取ることもあるそうです。ではクマが出たからと言って、有峰林道を
通行止めに出来るでしょうか?
 またある観光地では商業施設が多く立並び、人の入込みが多いため、人
身被害を避けることを第一に考え、クマの罠を多く仕掛け、捕獲し、忌避
放獣や射殺を行っているとも聞きます。有峰の今の状況でクマを捕らえ射
殺することまでも検討できるでしょうか?
 このようにその場所場所の置かれた状況により、対応が全く異なること
が分かります。

 有峰森林文化村憲章では、「生き物が気ままに住める環境を守ります」
と掲げております。
 この憲章の趣旨を遵守していくためには、訪れる方々に、まずはよく
ニュースになる里山に出没するようなクマとの違い(ここはクマの住処で
あること)をしっかり認識してもらうため、普及活動を中心とした取り組
みを十分に行うことが、最も重要かつ効果的なのではないかと考えていま
す。

 今後も有峰地区全体が、クマにとっても、人にとっても、より幸せに暮
らせる場所(共存できる場所)
で有り続けることを祈ってやみません。
 
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◆編集局からのお知らせ                 有峰森林文化村
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◇次号の有峰森林文化村新聞は、7月10日に発行予定です。
(発行時期・回数は6月~11月は月2回、12月~5月は月1回第3週の金曜日
となっております。)
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◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
  あて先   E-メール:info@arimine.net
                     有峰森林文化村助役(編集長)