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有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2019年9月20日 第431号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/吉江 良
(発行日現在の有峰村民人口:1,151人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ねじばな便り1 ~「愛着の森」に参加した思い出~ 立山中央小学校
                          5年 三松 紡生
◆ねじばな便り2 ~カジノ誘致計画を作らせられる公務員の不幸~
                             中川 正次
◆森の案内人通信~「ありみね高校生学びの森(2回目)」開催を終えて~
                             大井 晋
◆「山じまい感謝の集い」の参加者募集案内   
編集局からのお知らせ                有峰森林文化村

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ねじばな便り1 ~「愛着の森」に参加した思い出~ 立山中央小学校
                          5年 三松 紡生
 
 

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 九月一日、有峰という所で愛着の森というイベントがありました。ぼくは
二回目の参加です。有峰の三つの森を一年に一カ所づつ樹木を調査します。
 今年はカラマツ林を調査しました。みんなどれも三年前より成長していて
僕が大の字になってもとどかない太さの幹のカラマツもありました。ウルシ
の木にさわらないように気をつけて調査をしていました。
 お昼は、あがりこの森という所で昼食を食べました。森の中はすずしくて
緑がたくさんあってここち良かったです。
 帰り道に子ぐまを見つけてびっくりしました。黒くてかわいかったです。
 来年もまた参加したいです。

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ねじばな便り2~カジノ誘致計画を作らせられる公務員の不幸~
                             中川 正次
   

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 人が組織の中で働く場合、その意欲をかきたてるものは3つある。1つ目
は、お金を得ること。2つ目は、それなりの地位を得ること。3つ目は、社会
の役に立っていることを実感できること。3つの順番が、人それぞれである
ことはいうまでもない。3つがともに満たされるならば、結構なことである。
どれかが欠落すると、つらい。

 組織の中で働く場合、上司の命に従う義務がある。上司の命に従う義務が
ないのは、裁判官、大学の教官ぐらいであって、他は大なり小なり上司の命
に従う義務がある。先の3つと上司の命が矛盾しなければ、最高である。上
司の命に従って、働いていれば、地位も上がり、給与も上がり、しかも世の
中に貢献している幸福感も味わうことができる。

 ところが、今日、それら4つが矛盾する事態が生まれつつある。カジノで
ある。横浜市長が、カジノ施設の誘致に名乗りをあげた。横浜市の職員は、
市長の意向に沿って、計画書を作らなければならない。市職員の中で、カジ
ノ施設はよろしくないと思っている職員も相当数いるはずである。そのこと
は、国家公務員も同様である。カジノ施設のために多くの公務員が巻き込ま
れていく。

 横浜市長は、市の財源を確保するために誘致するのだと言う。その税収は
どうして生まれるかというと、客がカジノで負けることによってである。客
のほとんどは、日本人である。市に税収として入る以上に、カジノ企業の儲
けになる。カジノ企業は、アメリカ資本である。カジノ企業は利潤以上に株
主配当するところもある。アメリカのごく限られた人への配当になるのであ
る。その人が、トランプ大統領の大口スポンサーである。トランプ大統領が
日本の政権にカジノ推進を働きかけないわけがない。

 お客が100万円すったことによって、いくばくかが横浜市の税収になって、
何が目出度いことであろうか。お客が100万円で、住宅費や車の購入資金、
子供の教育費、食費にあててこそ、お金が循環する。その一部を横浜市が税
としていただいて、学校や福祉に使うことこそがまともである。

 発がん性のある食品は、アウトである。それが1万人に1人であってもだめ
であろう。カジノ施設の中には窓がない、時計がない。「夜も遅いからもう
やめよう」とか「朝になったので、もうやめなくっちゃ」という気持ちを起
こさせないためである。カジノが、ギャンブル依存症を起こし、離婚などの
家庭崩壊の原因となることは、明らかである。発がん性のある食品やタバコ
とは桁外れに、カジノはよろしくない。公共の福祉に反する。そして、その
やましさを覆い隠すために、公務員が鉛筆を舐める。スジの悪い仕事は、ど
こまでいってもスジわるなのだ。

 私は、ほとんどテレビを見ない。たまたま入った食堂のテレビが、ゴルフ
のフジサンケイクラシックという大会の放送を映していた。びっくりしたの
は、コマーシャルで、カジノそのものをコマーシャルしていたことである。
テレビのワイドショーなどで、カジノの反対運動などは報じないと思われる。
テレビ局にとって、パチンコは大切なスポンサーであり、フジサンケイグル
ープがカジノのコマーシャルをしているならば、他も追随してくる可能性が
高い。なんといっても、NHKですら中央競馬を放送しているのであるから。

 政権中枢の政治家が、カジノ業者から献金を受けている。そして彼らがカ
ジノ誘致に躍起である。一般の公務員で、業者からお金をもらったら、一発
で懲戒免職である。政治家が、日本の会社からもらうのは政治献金としてま
あ理解しよう。しかし、外国の会社からもらうことが、どうして許されるの
であろうか。こんな人たちの命令に従わなければならないとしたら、下で働
く公務員は不幸である。




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森の案内人通信~「ありみね高校生学びの森(2回目)」開催を終えて~
                             大井 晋
   
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 令和元年8月5~7日に、2泊3日の日程で、今年度2回目の「ありみね高校生
学びの森」を、28名の高校生と17名の先生を講師にお迎えして開催しました。
 初夏の有峰で、森の中を散策し、動植物の観察などを通じて有峰の自然を
体感していただくため、高校生と講師が一体となって学びました。
 
 初日は10:15に有峰ハウスに集合し、文化村次長、総括の堺先生より挨拶を
頂いた後、動物班(細口)・植物班(氷見)の各講師より今回の活動内容の
説明をいただきました。その後、冷タ谷キャンプ場へと移動して昼食を取り、
午後から活動に入りました。
 植物班は西谷の奥、標高1170m付近の夏緑樹林帯で方形区毎木調査を実施
しました。動物班は例年どおり西谷の渓流に入り、魚・両生類・水生昆虫の
採集をしました。動物班は西谷での採集が終わった後は、桐山に移動してネ
ズミを捕獲するシャーマン・ホールトラップを仕掛け、桐山の土壌も採取し
ました。その後、猪根平に移動したころで突然の激しい雷雨に見舞われ有峰
ハウスでの待機を余儀なくされました。その頃、植物班は西谷での方形区毎
木調査を終え、迎えのバスで有峰ハウスに向かいました。植物班はハウス内
での内業で本日の調査データ整理と活動発表の内容に向けての、役割分担を
決めました。
 夕食後には雨が上がり、動物班はビジターセンターに集合し夜の活動に入
りました。先ずは動物班を5グループに分ける為、20分間隔のローテーショ
ンで各グループ講師のプレゼンテーションをした後、①昆虫②水生昆虫③魚
類・両生類・爬虫類④哺乳類⑤土壌動物のグループ分けをしました。植物班
は夕食後もハウス内で資料整理を行いました。

 2日目、動物班は6:00に桐山へ向かい、昨日仕掛けておいたシャーマン・
ホールトラップを回収しました。捕獲したネズミはアカネズミ15匹(捕獲率
50%)で例年になく捕獲率が高くなりました。ホールトラップではオサムシ
+カマドウマ+ガガンボなどが捕獲出来ました。朝食後、動物班は猪根山
遊歩道を散策し昆虫採集調査をしました。ヒメキマダラヒカゲ、ハナカミキ
リ等、他3種類の昆虫が捕獲出来ました。
 その頃、植物班は折立遊歩道を散策しながら講師と共に折立の植生の変化
を調査しながら途中、5か所でライントランセクト調査を行いました。午後
からは植物班と動物班が一緒に折立の真川に移動して、水生昆虫採集に入り
ましたが、1時間もしないうちに天候が急変し雷が鳴りだしたので、安全を
第一に考え、急遽活動を中止し、ビジターセンターに戻りました。
 センターに戻ってから動物班はセンター内で、植物班は有峰ハウスで資料
の整理とまとめ作業に入りました。16:00には雨が上がったので動物班は猪
根平に出て、2回目のネズミ用シャーマントラップを仕掛けて当日の野外活
動は終了しました。
 
 3日目、早朝に動植物班合同で昨日仕掛けたシャーマントラップを回収し
ました。2回目もヒメネズミ2匹、アカネズミ15匹と採集率は56.7%と例年に
ない成果が出ました。朝食後は各班それぞれ今回活動のまとめに入りました。
 植物班は有峰ハウス内で、動物班はビジターセンター内で、講師のアドバ
イスを受けながら成果発表の報告資料を作成しました。昼食を終え、全員有
峰記念館3Fに移動して、13:00より今回活動の調査報告発表会を開きました。
 調査報告発表では、各グループがこの3日間の成果を各パートに分かれて
生徒全員が発表しました。その後、生徒からは今回の活動に対する感想文と
アンケートを、講師はアンケートを記入してもらいました。
 堺講師から総評をいただき、最後に参加者全員で記念写真を撮って活動を
終了しました。
 
 今回は3日間を通し午後から天候が悪くなるというアクシデントに見舞わ
れ十分な活動ができませんでしたが、事故もなく無事終了することが出来た
と思っています。
 
 今後の課題としては、午後から天候が急変する場合などにおいて、野外活
動を中止する場合の見極めと日程の切替えの判断が重要ではないかと考えま
す。今後は講師との報・連・相をより円滑にできるよう、事前の申合せを徹
底することや、予定変更後のスケジュールについても、講師との間で事前に
打合しておく必要があると感じました。今後もこれらの課題を踏まえたうえ
で、次年度以降の活動に活かして参りたいと思います。




 







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「山じまい感謝の集い」の参加者募集案内 
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1 目的   
  紅葉の有峰で、有峰村民相互の交流を深めるとともに、森の恵みに感謝     
 し、かつての有峰びとが築き上げた歴史への理解を深める。
2 開催日  2019年10月26日(土)~27日(日)一泊二日
 <10月26日(土)>
   10:30 富山駅北口出発(バスに乗車)
   11:20 立山あるぺん村発( 〃 )
   12:00 有峰に到着、昼食(弁当持参)
   13:30 遊歩道をゲームしながら散策
       (講師 松田 秀明氏、杉江 真佐美氏)
   18:00 夕食
   19:00 夜の語り部講、交流会、音楽会
 <10月27日(日)>
   9:00 バーベキュー広場に集合(餅つき大会・音楽会等)
   10: 00 村民の集い
   13:00 ふりかえり(有峰ビジターセンター)
   14:10 立山あるぺん村発
   15:00 富山駅北口到着
3 宿泊場所  有峰ハウス 電話080-8535-7404
4 対象者   有峰村民(村民登録は、常時受付しています)
5 バス乗車口 富山駅北口 又は 立山あるぺん村(無料駐車場有)」
        ※マイカーでの参加は、ご遠慮願います。
6 定員    25名(先着順)
7 参加費   大人8,100円 小学生5,600円
       (宿泊、食事、バス代) 
        ※つり銭が発生しないよう準備願います。
8 募集期間  令和元年9月6日(金)~10月11日(金)
9 申込方法  ハガキ、FAX、Eメール(info@arimine.net)
 (申込内容)
   ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがな記入)、④性別、⑤年齢
   ⑥電話番号、⑦乗車場所(富山駅北口 又は あるぺん村)
10 申込先
  〒930-1458 富山市有峰26-15 有峰森林文化村「山じまい」係
  電話(FAX兼用)076-481-1758 担当者 霜鳥、森永
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◆編集局からのお知らせ                有峰森林文化村
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次号の有峰森林文化村新聞は、10月4日に発行予定です。
 6月~11月間は二週間毎に、12月~5月間は月1回、第3週の金曜日に発行い
 たします。
◇ホームページありみネット 
    http://www.arimine.net /へのリンク
◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
◇あて先   E-メール:info@arimine.net
                     有峰森林文化村助役(編集長)
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