********************************************************************
ありみネット http://www.arimine.net
有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2018年4月20日 第402号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/青山和浩
(発行日現在の有峰村民人口:874人)
********************************************************************
━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「山開き歓喜の集い」開催案内
◆「春の恵みの集い」開催案内
◆ねじばな便り
 ~大多和集落は桃源郷~                八十島 大輔
編集局からのお知らせ                 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「山開き歓喜の集い」開催案内            有峰森林文化村
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 目的    
  新緑の有峰で、有峰村民相互の交流を深めるとともに、森の恵みに感謝し、
 かつての有峰びとが築き上げた森林文化への理解を深める。

2 開催日および日程  平成30年6月2日(土)~3日(日)1泊2日
  6月2日(土)
   10:30  富山駅北口出発
   11:20   立山あるぺん村発
   12:00  有峰に到着    各自昼食(弁当持参)
   13:00   有峰ビジターセンターで、はじまりの会
   13:30  冷タ谷遊歩道を散策(講師:掛橋富子氏)
   16:30  有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
   18:00  夕食
   19:00  交流会・音楽会 
  6月3日(日)
   7:00  朝食
   8:00  猪根平周辺を散策
   9:00  交流会  
       注連縄づくり(講師:澤田恵美子氏、下野栄子氏)
       餅つき、安全祈願(講師:佐竹猛氏、佐竹あい子氏)
       山菜料理(講師:木内静子氏)
   13:00  ふりかえり
   13:20  有峰出発
   14:10  立山あるぺん村着
   15:00  富山駅北口到着

3 宿泊場所  有峰ハウス 電話076-481-1758

4 対象者   有峰村民(村民登録は、常時受付してます。)

5 バス乗車口 「富山駅北口」又は「立山あるぺん村(無料駐車場有り)」
        ※マイカーでの参加は、ご遠慮願います。

6 定員    25名(先着順)

7 参加費   大人 8,100円 小学生 5,600円
(宿泊、食事、バス代)  ※つり銭が発生しないよう準備願います。

8 募集期間  平成30年4月20日(金)~ 5月15日(火)

9 申込み方法 ハガキ、FAX、E-メール(info@arimine.net)で。
 (申込み内容)
  ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがなを記入)、④性別、⑤年齢、
  ⑥電話番号、⑦乗車場所(富山北口 又は あるぺん村)

10 申込先及び問合先
  (5月9日までは) 〒930-0096富山市舟橋北町4-19
           富山県農林水産公社有峰森林部「山開き」係
           電話 076-444-4481  FAX 076-444-4482
  (5月11日以降)  〒930-1458 富山市有峰26-15
           有峰森林文化村 「山開き」係
           電話(FAX兼用)076-481-1758
           担当者  大井、矢野、青山 

※ 林道の供用開始が遅れる場合は、行事を中止します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「春の恵みの集い」開催案内             有峰森林文化村
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 目的    
  新緑の有峰で、緑まばゆい森の中を散策し、山菜を採取しながら学習し、
 かつての有峰びとが築き上げた森林文化への理解を深める。

2 開催日および日程  平成30年6月9日(土)~10日(日)1泊2日
  6月9日(土)
   10:30  富山駅北口出発
   11:20   立山あるぺん村発 
   12:00  有峰に到着    各自昼食(弁当持参)
   13:00   有峰ビジターセンターで、はじまりの会
   13:30  冷タ谷遊歩道で山菜を学ぶ(講師:平野妙子氏、野澤和子氏)
   16:30  有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
   18:00  夕食
   19:00  夜の語り部講「山菜のお話し」 
  6月10日(日)
   7:00  朝食
   8:30  穴ボラ谷で山菜を学ぶ(講師:平野妙子氏、野澤和子氏)
   12:00  昼食
   13:00  ふりかえり
   13:20  有峰出発
   14:10  立山あるぺん村着
   15:00  富山駅北口到着

3 宿泊場所  有峰ハウス 電話076-481-1758

4 対象者   一般

5 バス乗車口 「富山駅北口」又は「立山あるぺん村(無料駐車場有り)」
        ※マイカーでの参加は、ご遠慮願います。 

6 定員    25名(先着順)

7 参加費   大人 10,100円 小学生 6,600円
(宿泊、食事、バス代)  ※つり銭が発生しないよう準備願います。

8 募集期間  平成30年5月1日(火)~ 5月21日(月)

9 申込み方法 ハガキ、FAX、E-メール(info@arimine.net)で。
 (申込み内容)
  ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがなを記入)、④性別、⑤年齢、
  ⑥電話番号、⑦乗車場所(富山北口 又は あるぺん村)

10 申込先及び問合先
  (5月9日までは) 〒930-0096富山市舟橋北町4-19
           富山県農林水産公社有峰森林部「春の恵み」係
           電話 076-444-4481  FAX 076-444-4482
  (5月11日以降)  〒930-1458 富山市有峰26-15
           有峰森林文化村 「春の恵み」係
           電話(FAX兼用)076-481-1758
           担当者  森永、竹内 

──────────────────────────────────
ねじばな便り
 ~大多和集落は桃源郷~                八十島 大輔

──────────────────────────────────
 3月中旬、ビジターセンターの指導員Mさんと、晴れている日を見計らって
大多和峠へ歩いて行ってきました。残念ながら、期待していた真っ白な有峰
湖面に降り立つことはできませんでしたが、大多和峠では屋根の高さまで雪
が積もっており、有峰の雪深さの一面を垣間見ることができました。今頃は
有峰も雪融けが進み、除雪も始まっているのでしょうか。
 写真は、大多和峠から見た、夕日に染まる薬師岳です。



 さて、そんなことより、大多和です。「おおたわ」の「たわ」と言うのは、
たわんでいる地形を指し、元々が峠と言う意味を含んでおり、有峰と飛騨を
結ぶ主要な峠道だったので大多和と呼ばれていた。従って、「大多和峠」と
いうのは”Jouganjigawa River”という表記のようでおかしい。と言う話も
何かの資料に書いてありました。しかし、大多和集落自体が跡津川の渓谷の
谷間に位置しているにも拘らず非常に開けた撓んだ場所にあると言うことで
大多和という名前がついた。そこの峠なので、大多和峠なのだ。と言う話も
あります。これまで大多和の集落を見たことがなかった私は、どちらが本当
なのか判断しかねていたのですが、今回初めて大多和集落を訪れてみて、こ
の説は後者のほうが正しいのではないかと推測しています。

 以下の写真が、大多和集落です。下部から眺めたものと、上部から見た景
色を両方載せてみました。これは、大多和集落のおそらく中心部ですが、周
囲にはもう少し広場があります。
 
 
 国道41号線の土から大多和峠へ向かう大多和ルートは平成19年度から閉鎖
されてしまい、現在一般車両は通ることができませんが、以前は連絡所もあ
る有峰林道の主要な入口の一つでした。歴史を辿れば大多和峠は、少し東側
にあり山之村と通じている唐尾峠、水須や祐延ダム方面へと続く辻峠と並ん
で有峰と外を繋ぐ重要な道で、飛越を結ぶ主要な街道として古くから繋がっ
ていた現在の国道41号線への最短ルートとして重宝されていました。

 そして、今では和田川沿いに走る小見線が整備されたので殆どの車両が小
見線を経由して有峰を訪れますが、和田川は非常に険しいV字谷なので古来よ
り道を作ってもすぐ壊れてしまい主要な経路とはなり得ず、有峰ダムの建設
当時、車両が入れる道路はこの大多和線以外なかったそうです。今の有峰は、
大多和線なくしてありえないといっても過言ではありません。それの証拠か、
大多和集落の神社の鳥居は、有峰ダムを作った前田建設や大多和林道を作っ
た折敷地開発などが昭和32年に寄贈したものです。有峰は高所の盆地のため、
何処と出入りするにしても急峻な谷間か山々を辿って行かなければなりませ
んが、その中でも大多和方面が一番地形的に緩やかだったことも理由の一つ
かもしれません。

 小見線よりは地形が緩やかだといっても、41号線から大多和峠に向かって
流れている跡津川と言うのは、跡津川断層に沿っていることもあり非常に削
られ易く、V字谷となっています。実際に今回大多和峠まで向かう途中でも、
41号線からずっと斜面を削り取って作ったような道であり、途中にある集落
も言い方は悪いですが、斜面にへばりついているような、苦労して住んでい
たのだろうなぁと言うような場所でした。

 しかし、大多和だけは違います。下に遠景の写真も載せますが、山の中に
あって、何故かそこだけ平らになっている土地があるのです。先ほどの写真
を今一度ご覧ください。山の中なのに、周囲の山は険しくなく、日当たりは
良好で、完全に平らではないとはいえ、非常に平坦な土地が広がっているの
です。道を外れれば谷底まで落ちてしまうかと言うような道を歩いていた中
で、このような集落に出くわした際の感動たるやなんと表現したらいいもの
でしょう。まさに、桃源郷です。大きく開けた撓んだ場所、大多和とはよく
言ったなと思います。

 
 さて、この大多和集落も廃村となり無人になってから久しいという話を聞
いていたのですが、家々もまだしっかりとしており、田畑も放置されていれ
ばすぐにでも山に還るような場所だというのに、雑木すら生えておらず、夏
場にはしっかりと人が来ているらしいことも想像されました。途中大多和ま
ではスノーシューの足跡もありましたし、冬場も住人の方がちょくちょく見
に来ていらっしゃるのでしょう。神社も綺麗で、鳥居には積雪による倒壊を
防ぐためか支柱が副えてありました。

 小口川線の入口である水須連絡所の手前にある水須集落などには、崩れ落
ちた家々もありますが、廃村となった集落と言うのは須らく、朽ちて野とな
り山となっていくものです。人が住まなくなった場所は、自然に呑まれてい
きます。この大多和集落をこの状態で保つためには多大な労力を払っている
ことでしょう。でも、この集落はそうまでしても遺したい、そう思えるだけ
の魅力あふれる集落でした。草刈等手伝わせてもらえるのであれば手伝わし
てもらいたいです。むしろここに住みたい。本当に良い場所です。また雪が
融けたら訪れてみようと思います。

 因みに、大多和峠から大多和集落と佐古集落の間にあるゲートまでの区間
は、私設林道であり、関係車両以外は通ることができません。また徒歩で通
行される場合においても、事故等の際は自己責任となりますし、ゲート脇に
は、「この付近の入山及び山菜類の採取を厳禁す」と言う看板も建っていま
すので、くれぐれも地元の方に迷惑をかけるようなことはないようにご注意
ください。

─────────────────────────────────
◆編集局からのお知らせ                有峰森林文化村
─────────────────────────────────
◇次号の有峰森林文化村新聞は、5月18日に発行予定です。
 なお、12月~5月間は月1回、第3週の金曜日に発行いたします。

◇ホームページありみネット 
http://www.arimine.net へのリンク

◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。

◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
  あて先   E-メール:info@arimine.net

                     有峰森林文化村助役(編集長)
 今年度も有峰をよろしくお願いします。
 有峰林道の除雪作業も順調に進んでおり、今週頭に有峰庁舎まで達したと
聞いております。有峰ビジターセンターのスタッフ6名も5月10日に上山し、
6月1日の営業再開に向けて準備する予定でおります。