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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2007年1月6日 第120号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:550人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第4回目 有峰からオレゴンへ  中川正次
◆愛着の森対話編第10号の記録
学校に行けなくなった息子が見つけたゴワゴワしてやさしい木
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◆オレゴン有峰往復書簡第4回目 有峰からオレゴンへ  中川正次
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有峰村民の皆様、小杉様。新年あけましておめでとうございます。今年も
よろしくお願いします。

山内智子さんから、こんなメールをもらいました。

オレゴン有峰往復書簡第3回目 オレゴンから有峰へ読みました。とても
おもしろい内容でした。特に、「つながってる」話がよかったです。素敵
な小杉礼一郎さんに、お会いしたいです。来年5月の5000キロを走る
旅企画は、壮大ですねー。お二人が山を登っている姿が目に浮かびます。
もう一つの、8月10〜19日の北日本新聞旅行会企画「オレゴン自然探
訪の旅」に、すごく惹かれます。主人にも、行きたいかどうか聞いてきま
す。2人で参加できたら嬉しいです。

また、石川たかねさんと栗島靖子さんからも、オレゴン便りが面白いと
メールをいただいております。うれしいですね。

昨年の有峰森林文化村を振り返ると、失敗したなあと身もだえすることが
いくつかあります。毎年のことながら。まかりまちがえば辞表を書かなけ
ればならないようなこともあれば、連絡ミスを悔いることもあります。大
事に至らなかったのは、偶然だったのか、幸運だったのか、それとも。

「本気ですれば大抵のことができる。本気ですると何でも面白い。本気で
していると誰かが助けてくれる。人間を幸福にするために、本気で働いて
いるものは、みんな幸福で、みんな偉い」(後藤静香 本気)

年単位なら、本気で仕事しています。しかし、日単位、分単位だと、本気
度が減っているときもあります。人知を尽くして天命を待たければならな
いのとはわかっていても、分単位で、人知を尽くすことは簡単なことでは
ありません。そんなとき、年単位なら本気だからと、誰かが、小さな失敗
で許してくれていると思われます。

富山から、雪を冠った薬師岳を見ると胸がつまります。本気でしていると
助けてくれる誰かのことを、思ってしまいます。さらに、「人間はもとも
と人知を尽くせるわけはないのだ。ちゃんと救いたがっている誰かがいる
からお任せしなさい。努力を怠ってもいいというわけではないけれど」と
説いた人のことも考えてしまいます。

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◆愛着の森対話編第10号の記録
学校に行けなくなった息子が見つけたゴワゴワしてやさしい木
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1 その木の名前  トチノキ谷の寅じい

2 場所
有峰湖から大多和峠に向かう途中にトチノキ谷という標柱が、林道の右側
に立っています。その10メートルほど奥です。

3 種類と様子     
大きなミズナラ。谷側が大きな洞になっている。

4 調べた人の名前 山本一雄

5 調べた日 2006年9月1日

6 天気 くもり

7 時間 10時30分頃

8 どうして、この木が気に入りましたか?
学校に行けなくなり、家にこもりぎみになった息子の気ばらしに山や森を
車でつれまわしている時、この木と出会いました。いまは、もう亡くなっ
た自分の祖父(息子にとっては曽祖父)の“寅次”を思いおこさせるゴワ
ゴワしてやさしい木でした。まず息子が、この木を気に入りました。

9 この木のそばで口ずさみたくなる歌は何ですか?
奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きくときぞ秋はかなしき(猿丸太夫)

10 この木を見て、気づいたことや感じたことを自由に書いてください。
この木のくぼみに入り、しゃがみこんでいると、不思議とほっとします。
あたりの静けさ、鳥や動物の気配が肌に感じられました。雪の多い冬など
は、倒れずふんばっているのかと心配になる時もあり、春、再会した時に
は、ほっとします。

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