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ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2004年6月12日 第52号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:346人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆新有峰ハウスの料金を県議会で審議       県森林政策課
◆薬師花子・薬師太郎・有峰大助が1位、2位、4位にくりあがり
◆スタッフ5人の初舞台―春の恵みの集い−を終えて
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◆新有峰ハウスの料金を県議会で審議        県森林政策課
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現在、10月上旬オープンに向け、新有峰ハウスの建築工事が進んでいます。
その、宿泊・日帰り料金が、6月県議会に、有峰森林文化村条例の改正と
して提案されています。なお、食事料金は、別に定めます。

http://www.arimine.net/house/jyourei.html

この料金が適用されるのは、本年10月1日からです。また、予約は、7
月以降、承る予定です。
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◆薬師花子・薬師太郎・有峰大助が1位、2位、4位にくりあがり
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2004年4月17日発行の有峰森林文化村新聞第47号で、ミズナラの巨木、薬
師花子・薬師太郎・有峰大助が、県内で2位、3位、5位であるとご報告
しました。

さる5月28日、利賀村で行われた「森の祭典」で有峰森林文化村ブー
スを設けた際に、県内1位を誇る、胸高直径261cmの利賀村加茂社のミズ
ナラを見ようと、加茂社の周りを探しましたが、見つかりませんでした。

利賀村役場に尋ねると、数年前に台風で倒れたので、切ったとのこと。

結局、
1 折立薬師岳登山口左手   薬師花子 175cm
2 折立薬師岳登山口正面   薬師太郎 170cm
3 朝日町石抱 153cm
4 有峰ハウス玄関左手    有峰大助 148cm
ということに、くりあがります。
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◆スタッフ5人の初舞台―春の恵みの集い−を終えて
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6月2日(水)、3日(木)に1泊2日で、「春の恵みの集い−山菜を中
心として−」を行ないました。参加者22人、案内人として富山県農業技
術センター塩谷佳和氏を迎え、山菜の知識を学び、雄大な有峰の自然と薬
師岳の勇姿に触れ、人とのふれあいを感じた2日間でした。

昨年の後半に行った、森の記憶ワークショップ、森の感謝祭などの経験を
もとに、有峰の春の恵みに感謝する語り部講として取り組みました。

昨年の山菜楽校と、比較すると次のようになります。
土曜日日帰り → 平日1泊2日
50人    → 22人
山菜とりのみ → 山菜とりのほかに、遊歩道散策、たき火、
もちつき
その詳細をご報告します。
──
日程
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一日目は、自分の呼ばれたい名前を各自決めて紹介しあいました。塩谷さ
んに山菜の種類や食べ方、採取の仕方などを教えてもらいました。

昼食後、東谷で、5〜6人の班に分かれて山菜採りをしました。この日の山
菜は、全て晩と朝にみんなで食べることになっています。3時ごろから、
冷夕谷遊歩道を歩き、湖畔でハーモニカに合わせて歌を歌いました。トチ
ノキの花が満開でとても良い匂いがしました。

有峰ハウスに戻って、夕焼けで朱色に染まった薬師岳を眺め、夕食には山
菜を天ぷらとおひたしにして食べました。夜は、たき火を囲み、ウダイカ
ンバから垣間見える朧月で月光浴をしました。オカリナの澄んだ音色を聴
き、たき火で焼いたススタケを食べ、全員で歌を歌いました。

二日目は6時半集合です。ハウスの屋上で輪になって手をつなぎ深呼吸。
朝のエネルギーをたくさん吸収してから、有峰大助(ミズナラ)の前でも
ちつきをしました。朝採りのヨモギで作った草もち、味噌味が絶妙なおろ
しもち、山菜のお味噌汁、ウドの味噌漬けで朝食です。

9時から、もう一度東谷に、お土産用の山菜とりに出かけました。有峰ハ
ウスに戻ってきて昼食後、2日間のふりかえりをして、バスで有峰を後に
しました。
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評価
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(1)うまくいったこと
山菜とりだけでなく、遊歩道の散策、たき火、もちつきなどを入れて、全
体として、春の恵みに感謝したいという目的については、達成したように
思います。

夜のたき火では、「子どもの頃を思い出して楽しかった」「この歳ではじ
めてたき火の楽しさにふれた」などと言っていただきました。

また、もちつきでは、「20数年ぶりで杵を持った!」、「力を合わせて
する事のすばらしさを感じました」という感想をいただきました。

(2)うまくいかなかったこと
1日目にとった山菜は各自のものとせず、全体に供出するというルールで
す。各班にスーパーの袋を一つ渡しました。1時間半の間に取れた山菜は、
相当の量になりました。

山菜を取りすぎてはならぬことは、募集の段階、事前のチラシ、開講式の
ときなど、ことあることにお話しました。そして、みなさん、よく頭では
わかっておられます。しかしながら、いざ、採取の段となると、悲しいか
な、目に飛び込んでくる山菜はとってしまう。

欲望の抑制なしに環境を守ることはできないということを痛感します。袋
を渡すのではなく、各自、手で持てる量しか採取してはならないことにす
ればよかったのではないかと反省しています。

また、とった山菜を皆で料理する時間を作れば、より山菜の恵みに感謝す
ることにつながるのではないかと考えています。

このことは、今後とも続く重要な問題なので、皆様からのご意見をお待ち
しております。
──
感謝
──
昨年から引き続きの中川、岸。今年から加わった関原、柳川、穴田。この
5人のスタッフで、初めて取り組む語り部講でした。上手くいくか不安で
した。事故がなかったことを心から感謝したいと思います。われわれの意
図がおおむね達成されるとともに、今後の課題が明らかになった、貴重な
語り部講となりました。
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