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有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2017年6月16日 第386号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/青山和浩
(発行日現在の有峰村民人口:859人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「第9回 有峰村民・村仕事の集い」の開催案内
◆「第15回 有峰俳句の会」の開催案内
◆ねじばな便り
 ~神道には内省がない~                 中川 正次
◆編集局からのお知らせ                 
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◆「第9回 有峰村民・村仕事の集い」の開催案内
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1 目的 有峰をこよなく愛する有峰森林文化村の村民が、冷タ谷キャンプ場
    の整備、川遊び、野営体験を行い、参加者相互の絆や融和を深めると
    ともに有峰の豊かな自然を五感で感じ有峰の森から元気をもらう。

2 主催 有峰だいすき会
3 共催 公益社団法人 富山県農林水産公社、富山森のこども園、
     富山福祉短期大学サークル野遊び大好き会

4 内容
   ① キャンプ場の整備
     草刈やテントサイトの修復を行う。
   ② 森のようちえん
     未就学児を対象に「森のようちえん」を開催する。
   ③ 野営体験
     清冽な渓流での水遊びや野外炊飯、テント宿泊などの野営体験を
     しながら村民の絆を深める。

5 日時 平成29年7月22日(土)8:30 ~ 23日(日)11:00
6 場所  富山市有峰 冷タ谷キャンプ場

7 募集内容
   ① 対象者 : 有峰村民(一般参加も可)
   ② 定員  : 50名程度(先着順)
   ③ 参加費 : 23歳以上 2,500円、高校生を除く18~22歳 1,500円、
          小・中・高校生 500円、未就学児 300円
   ④ 集合場所:立山あるぺん村駐車場(道路右側の敷砂利の方)

8 募集期間  平成29年6月16日(金)~7月15日(土)
9 申込み方法 E-メール(sunnyhardjp@yahoo.co.jp)又は
       電話 090-2035-0214
(申込み内容) ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがなを記入)、④性別、
        ⑤年齢(学生は学年も)、⑥電話番号、⑦交通手段(車の場合
        は、乗り合わせ可能人数も)

10 問合せ先 「有峰だいすき会」事務局 中川 正次
       電話 090-2035-0214
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◆「第15回 有峰俳句の会」の開催案内
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1 目的  深緑の有峰の森の中を散策し、自然を見つめ五感を通じて体感し
     たことを俳句に詠み、有峰の自然環境の理解を深める。 

2 主催 公益社団法人 富山県農林水産公社

3 内容 俳句(吟行会)を詠む。
     講師:富山県俳句連盟会長 中坪達哉氏
    (初心者の方から上級者の方まで幅広く俳句の指導が受けられる。)

4 日時   平成29年7月28日(金)9:30 ~29日(土)16:30 一泊二日
5 場所   富山市有峰森林文化公園 
      宿泊 有峰ハウス(電話076-481-1758)

6募集内容
   ① 対象者 :18歳以上の方(初心者の方も大歓迎)
   ② 定員  :25名(先着順)
   ③ 参加費 :一人 7,600円(宿泊、食事代等)
   ④ 交通手段:当方が手配するバスに、次の場所から乗車して下さい。
         ・富山駅北口(9:30発) 
         ・立山あるぺん村駐車場(10:20発)無料駐車場有り
    マイカーによる参加は固くお断りします。

7募集期間  平成29年6月16日(金)~7月18日(火)

8申込み方法
    ハガキ、FAX、E-メール(info@arimine.net)で申込み下さい。
(申込み内容)
   ①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがなを記入)、④性別、⑤年齢、
   ⑥電話番号、⑦乗車場所(富山北口 又は あるぺん村)

9宛先及び  〒930-1458 富山市有峰26-15
 問合せ先  有峰ビジターセンター「俳句の会」係 
       電話(FAX兼用)076-481-1758
       担当者 岡本、森永


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◆ねじばな便り
 ~神道には内省がない~                 中川 正次
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 有峰森林文化村を構想するときに何度も何度も読んだ本が、梅原猛村長の
「森の思想が人類を救う」である。この本は、日本の宗教・思想の柱である
神道と仏教について書いてある。今回は、そのうちの、神道について書く。

 神道は、3つの層からなる。下の層にあるのが、縄文時代からの神道であ
る。これには、二つの基本がある。一つは、生きとし生けるものはみんな平
等であり、同じ生命であるということ。もう一つは、死んでも必ず再生して
くるという、生死の循環の考え方である。

 中間に位置するのが、律令時代以来の神道である。ここでは、祓い(はらい)
と禊ぎ(みそぎ)が中心思想である。穢れ(けがれ)を祓って清い心にする、あ
るいは穢れを祓うために禊ぎをする。

 上の層に位置するのが、国家神道である。江戸後期の国学者で平田篤胤(あ
つたね)がつくった神道が明治以降、国家の神道として採用されてきたので
ある。

 ここまでは、「森の思想が人類を救う」に書いてある話である。以下は、
私の考えである。

 1958年の日本シリーズにおいて西鉄ライオンズ稲尾和久が見せた快投に対
して「神様・仏様・稲尾様」と言われた。一神教の国々において、優秀な運
動選手が、Godと言われることはないだろう。優れた才能を持つ人を神様と
あがめるのは、一神教の人々には奇異に映ることなのではあるまいか。

 最近、私は、もっぱら仏像を絵手紙に描いている。興福寺の阿修羅像、東
大寺の大仏、広隆寺の半跏思惟像、東京国立博物館の菩薩立像などを、イン
ターネットで見ながら描いている。そのとき、私は感じる。この仏像たちは、
人類全体の苦しみをなんとか軽減できないものかと、祈ったり思索したり決
意しておられる姿であると。決して、日本国民だけを救いたいとしておられ
るようには見えない。決して、病気に苦しんでいる人、縁がなくて困ってい
る人、商売に困っている人といった限定的な人だけを助けようとなさってい
るようには見えない。だからこそ、人類全体の苦悩を相手にしておられるよ
うな安堵感を感じるのである。

 一方、天神様や恵比寿様の絵を見ていて、包まれているような深み、許さ
れているような安堵感、がんばらなくっちゃという高揚感を感じることがな
い。なぜだろう。

 穢れを忌み嫌い、清らかさを貴ぶはずの神道が、足尾鉱毒事件、水俣病、
イタイイタイ病の歴史の中で、被害者側に立ったことがあるのだろうか。む
しろ、富国強兵・殖産興業を進める政府の側に、神社は与していたのではな
いか。

 神様仏様稲尾様のこと、天神様の絵に深みがないこと、公害反対に立った
神社の例が思いつかないことなどから考えられるのは、神道に内省がないと
いうことである。

 悪いことをしても、お祓いをしてもらえばOKになる。正月になれば、前の
年のよくないこともチャラになる。ここに大きな問題があるのではないか。
神社で、手を水で洗い、口をゆすげば、清らかになるなどそんな簡単なもの
なのだろうか。真摯に反省し、二度と繰り返すまいと、深く深く後悔し、そ
れでもまた、過ちを犯しかねないというのが人間だと思う。穢れを祓って清
い心にする、あるいは穢れを祓うために禊ぎをするだけでは、内省は進まな
い。

 神社でお祈りする。家内安全、商売繁盛、合格祈願等、要するに自分から
である。これらの対極にあるのが宮澤賢治である。彼は、「世界全体が幸福
でないうちは、個人の幸福はあり得ない」と言った。

 誰もが、健康第一と願う。それは当たり前のことだけど、とりあえず、自
分が健康であれば、他の人はそのあとという考え方がそこにある。自分さえ
よければと思ってしまうのはよろしくないというためらいこそが、内省の出
発点ではなかろうか。

 菅原道真は、学問の神様とされる。けれど、菅原道真は、学問の神様とさ
れることと喜んでいるだろうか。学問は、人生の部分である。同様に、商売、
結婚、健康それぞれに人生の部分である。人生の部分それぞれ専用の神様が
それぞれいるようでは、全体を通した内省が育たないのではないか。

 神社でのお参りが、正月元旦に、自分の健康や受験合格といった小さなこ
とから始まるのではなく、「世界全体が幸福でないうちは、個人の幸福はあ
り得ない」という祈りから始まることこそがまっとうなのではあるまいか。

 現代日本は、今だけ・自分だけ・金だけだと言われる。その原因の一端は、
神道にあるのではないか。

 律令時代以来の神道の中核は、穢れを祓って清い心にする、あるいは穢れ
を祓うために禊ぎをすることにあった。神道は、そこにとどまり、内省に進
もうとしない。そしてその内省のなさが、明治以降の国家神道にも継承され
ていると、私は考える。

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◆編集局からのお知らせ                 有峰森林文化村
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◇次号の有峰森林文化村新聞は、6月30日に発行予定です。

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◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。

◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
 
 あて先   E-メール:info@arimine.net

                     有峰森林文化村助役(編集長)


 あおさん 南無阿弥陀仏
 この時節、山の恵みをいただいて食することが多いのですが、今迄こんな
気持ちになったことはなかったのですが、心の中からふぅ~っと出た言葉が
南無阿弥陀仏
でした。
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