****************************************************************************
ありみネット http://www.arimine.net
有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2019年1月18日 第418号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/青山和浩
(発行日現在の有峰村民人口:979人)
****************************************************************************
━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ねじばな便り
  〜2019年有峰大好き会の企画~                 中川 正次
◆編集局からのお知らせ                 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

──────────────────────────────────────
◆ねじばな便り
  〜2019年有峰大好き会の企画~                 中川 正次
──────────────────────────────────────
 みなさん、あけましておめでとうございます。
 今年の有峰大好き会の行事をご案内します。

 まずは、有峰村民村仕事の集い。7月20日土曜日21日日曜日に実施します。
草刈りと川遊びは例年どおりです。夜ごはんは、野菜などの具材持ち寄りでカレーラ
イスとします。肉、カレールー、米だけ、スタッフで準備します。燻製器を一つ作っ
て、有峰の木をいぶして、夜食で食べる程度の燻製を作ります。どんな木がいいのか
研究しましょう。キャンプ場の案内看板を作ります。いやいや平面の地図ではなくて、
粘土を使って立体模型を作れないかという話もあり、要検討です。いろいろなアイデ
アを、ご提案願います。

 もう一つの行事は、愛着の森「木を測り続けて森を知る編」、略して、愛着の森調
査編です。日は、9月1日土曜日。3つの調査地を3年周期で回っていますが、今年は、
冷タ谷のカラマツ林です。調査地の先にある、あがりこの森にも行く予定です。

 昨年までの参加いただいた方には、これらの詳しい内容について、有峰林道が開く
ころ、郵便でお知らせします。

 
──────────────────────────────────────
◆編集局からのお知らせ                    有峰森林文化村
──────────────────────────────────────
◇次号の有峰森林文化村新聞は、2月15日に発行予定です。
 (12月~5月までは月1回、第3金曜に発行)

◇ホームページありみネット 
    
http://www.arimine.net へのリンク

◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。

◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたしますので、
 どしどし投稿をお待ちしております。

 あて先   E-メール:info@arimine.net

                         有峰森林文化村助役(編集長)
 
 梅原 猛さん1月12日死去
 1月13日の夜に、携帯のネットニュースで、その記事を見た時は、見間違えではない
かと何度も目を擦り、他の報道機関の記事も見あさりましたが、事実と知ると完全に
酔いが醒め、それどこか青ざめてしまいました。
 
 梅原さんには、有峰森林文化村が開村した年(H14)の11月1日から初代村長として、
就任いただいていただけに、とても残念でなりません。私は、一度もお会いしたこと
はありませんが、初代助役の中川正次さんからは、就任いただいた時のお話しを聞か
せてもらったことがありました。
 中川さんは、当新聞の編集長をされていた時から、梅原猛さんに関する記事を数多
掲載されています。特に、2017年5月19日第384号のねじばな便りでは、有峰森林文化
村を構想するとき、「森の思想が人類を救う」を基本書にした。とあり、なに、その
本なら自分も二十数年前に買ったことを思い出し、本棚から引っ張り出してみました。
 なんと新品同様、それもそのはず最初の数ページ読んだだけで仕舞い込んだからで
す。今回は、本のタイトルと同じ第四章から読んでみました。ちょっと抜粋すると、

 森の宗教の思想は、生きとし生けるものはすべて共通の生命で生きている、そして
生きとし生けるものはすべて成仏することができるという考え方だと、最近思うよう
なりました。動物の命も植物の命も、山や川すら成仏できる。そして成仏するばかり
でなく、生きとし生けるものはすべて生死の間を循環している。生きとし生けるもの
はすべて死ぬ、そしてまた生き返るのです。どのように生き返るかというと、また子
孫になって生き返ってくる。・・・・
 よく聞いてくださいよ、私ももうすぐあの世へいかんならん(笑)あの世には一足先
にいった私のお父さんやお母さんがいる、会いたいですね。・・・・
 そして、いつの日か、今度は子孫になって生まれ変わってくるのです。それが日本
人の信仰です。・・・・
 地球の資源を使いはたし、木をどんどん伐ってしまって、ひどい状態にして死んだ
ら、今度、生まれ変わってきたときには、もう地球は住めない状態になっているでし
ょう。そういうことは絶対にさけなければならない。そういうふうにすべてのものご
とは循環しているのです。・・・

 森の文明の考え方の基本は、“生物はひとつだ”ということです。・・・・
 
 植物や動物の命を尊敬して天地自然を尊敬する。そしてその天地自然や動植物と調
和して生きていく、共生する方法をわれわれは考えなければならないのです。それが
人類の知恵である、というふうに思わざるをえない。人間は動物や植物を殺さなくて
は生きていけない面があります。木は信仰の対象だけではなくて人間に最も役に立つ
ものである。だから木を伐るにせよ、動物の命を奪うにせよ、われわれと同じ命をも
った木を、そして動物を殺すわけですから、その木や動物の霊を手厚くあの世に送ら
なければならないのです。霊をあの世に返さなければならないのです。そしてまた木
や動物たちにこの世に帰ってきてもらわなければならない。私は、こういう宗教を今
こそとりもどさなければならないと考えるのです。・・・
 
 人間が生きていくということはどういうことなのか、それは植物も動物もみな同じ
命であって、すべてのものはあの世とこの世を循環しつつ、永遠に共生しているのだ
ということを認識しなければならないと思います。
 そういう思想が人類に浸透したときに、人類は生き残る可能性が出てくるのだと思
います。そうでなければ、私は人類の将来はそんなにながくないと思う。・・・
 
 人間は、自然のなかでは何らの特別な権利ももっていない一員である。

 また、中川さんの便りには、就任の経緯や記念講演のことを記載されています。
 どんな講演だったのか、過去の書類をひっくり返してみたところ、なんじゃこりゃ
と目を引くチラシが閉じられてあり、よく見るとそれが講演のチラシでした。

 追悼
20190118-1.pdf へのリンク
20190118-2.pdf へのリンク

 ご冥福をお祈りするとともに、早くこの世に返って来られ、有峰でお会いできる
ることを楽しみにお待ちしております。有峰の森林は永遠に守りますので
   
                                   合掌